こんにちは。ドイツ人彼氏と国際遠距離恋愛中のアラフォー。香月ひなこです。
X(旧Twitter)を眺めていると、よく婚活コンサルタントの方が、言っていることがありますよね。
「男は育てろ!」
これ、どう思います?本当に、育てられると思いますか?
ひなこは全く逆の考え方です。前回の記事では、彼氏のドイくんと喧嘩をしたエピソードを紹介しましたが、その時も私の考え方で、その喧嘩を乗り切りました。
そこで今回は、「男は育てられる?」―—ひなこの人間関係の考え方について紹介します。
過去と他人は変えられない。ひなこの座右の銘をご紹介
私にはずっと心に残っている好きな格言があります。
カナダの精神科医で交流分析の創始者、エリックバーンの言葉です。
この格言を知ったのは、私が国家資格キャリアコンサルタントの勉強をしていた時でした。
シンプルだけど「あ、それはそうだよな!」とストンと腑に落ち、それ以来ずっと座右の銘にしています。
この格言は、人間関係で困ったときにいつも私の助けになっています。
変えられるのは未来と自分だけ!ひなこ流格言の活用法
前回の記事では、彼氏のドイくんと喧嘩をしたエピソードをご紹介しました。その時のひなこの考え方はこうです。
言いたいことは言ってすっきり!多分また喧嘩するだろうけど、またその時に言いたいこと言えればいいから、まあいいか!
「ドイくんの考えを変えたい!」とは思いません。だって他人は変えられませんから。
もしもね、私がドイくんを変えたい!と思うとするでしょ?それで、また次回変わらなかったら。その時またストレスですよね?
ドイくんはドイくんの考え方。ひなこはひなこの考え方。他人だから違って当たり前です。
またムカついたときにはその都度伝えればいい(幸いドイくんはそれを受け入れてくれる)し、もしその違いに限界を感じたら、その時はその人から離れます。
結局、相手を変えることはできない。変えられるのは自分の行動だけなんです。
心理学の観点からも考える
心理学や行動科学の研究でも、人は「自分で変わろう」と決めたときにしか長期的な変化は起こりにくいとされています(Deci & Ryan, 1985/Prochaska & DiClemente, 1983)。
むしろ、無理に変えようとすると心理的リアクタンス(反発心)が働き、逆効果になることもあるんです(Brehm, 1966)。
心理学や行動学でも相手を変えるよりも自分の行動や受け止め方を変えるほうが早くて楽、ということは証明されているんですね。
恋愛だけじゃない!いつも心ににエリックバーン先生を
私とドイくんの関係だけでなく、多くの人間関係はこの「自分軸」の思考でぐっと楽になります。
例えば上司との相性が悪い場合。
上司は変わりません。ではこの環境で、自分がどうしたいのか?を考えます。
- 異動願いを出す
- 転職する
- 頑張って上司を追い抜く
もしその選択肢を取らずに今もその上司の下で働き続けているのなら、それは自分で選んだ道。「自分で選んだ道なのだから、仕方がないか」と割り切れれば、無駄にイライラせずに済みますよね。
同じように友人、家族にも応用できます。相手を軸にせず、自分を軸にする——それだけで少し心が軽くなりますよ。
まとめ:女性はお母さんなんかじゃない!
「男は育てろ!」――よく耳にする言葉ですが、必ずしも正解ではないと思います。
他人を変えるよりも、自分の未来を変える方が結果的にストレスが少なく済みます。
わたしを、みなさんの、、、すーはー、お母さんに、してくださぁあああい!
と叫んだ方がいましたが、私たちは男性のお母さんになる必要はありません。
無理に育てようとして、ストレスを感じなくていいと思います。相手を育てるより、自分の未来を育ててあげましょう。
「過去と自分は変えられない、でも未来と自分は変えられる!」ぜひこの格言をお守りに、人間関係を軽やかにしてみてくださいね。
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